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島医者という使命を選んだ人

小林先生。
立ち上げたばかりの柏のクリニックにジョインしてくれて、当時の院長(佐々木)の不在・不足を副院長としてしっかりカバーしてくれました。
彼に院長をお願いしてからは、柏のクリニックは加速度的に成長。
帰りたいけど、なかなか退院させてもらえない、そんな患者さんを、自ら病院に出向いて連れて帰ってきたエピソード、いまもよく覚えています。
古川誠二先生からご相談を受け、パナウル診療所の再開をお引き受けすると決まった時、彼は自らの地域医療へのルーツから、院長候補として名乗り出てくれました。
一人で24時間。
都会の在宅医ではない、島医者としての苦労は想像を絶すると思いますが、彼はいつも島での気づきをチーム全体に、そして社会に発信し続けてくれています。
このような素晴らしい仲間に恵まれていることを、本当にありがたく思います。

佐々木淳

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医療法人社団 悠翔会 Facebook

■講演会登壇のご報告

2026年6月29日、鹿児島大学大学院歯学総合研究科地域医療学分野/離島へき地医療人育成センター等が主催した、第86回鹿児島地域医療教育講演会におきまして、医療法人社団悠翔会パナウル診療所院長の小林真介が講師を務めました。当日は、「たましいの住む島ゆんぬ 与論島の暮らしと医療」をテーマに講演いたしました。

パナウル診療所がある与論島には、約20平方キロメートルに約5000名が暮らしています。診療所では0~100歳以上まで、幅広い年齢層の患者さんへの外来診療と訪問診療を担っています。

今回は、約70名の鹿児島大学医学部地域枠医学生と地域枠医師らを対象に、島の概要や医療体制、与論島独自の死生観などについてお話ししました。

終了後の質疑応答では、参加者の皆さまから、たくさんの質問をいただきました。

ある学生さんからの、「小児から大人まで、あらゆる疾患を診る必要があるが、どうやって勉強したのか。自分にもできるかと思うと不安です」との質問に対し、小林は次のように答えました。「小学校の先生がすべての教科を教えるように、医師としてあらゆる基礎的な疾患を診ることは、それまでの経験があればそれほど難しいことではありません。診断を付ける能力、トリアージできる能力を身につけ、わからない部分は自分で調べたり経験したりすることで生涯勉強していくこと。それこそが医師という仕事の醍醐味です」。

医師としての専門的な能力ももちろん大切ですが、離島で働くうえで何より大切なことは、その地域に馴染み、“一住民”として地域の人と同じ目線で生活することだと小林は話します。「参加された皆さんが医師になり、経験を積んで与論に来てくれる日を楽しみにしています」とお伝えしました。

貴重な機会をいただきました主催者の皆さま、ご参加の皆さまに深く感謝いたします。

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