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ひと×ひと=笑×慮る×0→1×継続

最近、自分が事業をすることで考え付いた方程式です。

ひと×ひと=笑×慮る×0→1×継続

これをどうしていくかを考えていこうと思っています。

僕の中にも笑顔が入っているんですよね~

山下和典

張本 浩平氏 Facebookより

売上100億円。それで、いったい誰が笑うんだ(´・ω・`)

KPIについて、これまでたくさんの本を読んできた。

KPI、Key Performance Indicator。

そして、その先にあるKGI、Key Goal Indicator。

どの本にもだいたい同じようなことが書いてある。

「KGIとは、最終的に目指すゴールを数値化したものです」

なるほどなるほど。

で、その「最終的なゴール」として出てくるものを見ると、売上だったり、利益だったり、シェアだったりする。

ずっと、ぼくはここに違和感があった。

いや、違うだろ、と。

人生かけて会社をやって、最終的に目指すものが「売上100億円」とか「利益10億円」とか、それちゃうだろ、と。

もちろん、ビジネスの本ばかり読んできたぼくが悪いのであって、その本になんの罪もないのだけれども(´・ω・`)

では、何をゴールにすればいいのか。

ここがわからなかった。

売上ではない。

利益でもない。

でも、経営である以上、何らかのかたちで数値には落としたい。

そんな感じで、ぼくは15年くらい、ずっともやもやしていたんです。

先日、ある方から、こんな整理を教えていただいた。

「実現したい状態 → KGI(結果)→ 結果を生み出す要因 → KPI(自分たちで動かせる指標)→ 日常的に確認する経営管理指標」

これを読んだ瞬間、

おおおおおおおお。

となった。

「実現したい状態」が、KGIより前にある。

エウレカ、エウレカである(´・ω・`)

そんなん当たり前だろ、という人もいるかもしれない。

しかし、世界で一番頭のいいチンパンジーよりも少しだけ頭の悪いぼくには、とんでもない発見だったのだ。

KGIが人生の目的なのではない。

その前に、

「自分は、どんな状態を実現したいのか」

がある。

そして、その状態が実現したと言える結果をKGIにする。

そのKGIを生み出す要因を考え、自分たちで動かすことのできるものをKPIにする。

そう考えた瞬間、ぼくの中で15年間ひっかかっていたものが、するするとほどけていったんです。

ぼくの人生の使命は、写真のような笑顔を増やすことである。

看護師が笑っている。

PT・OT・STが笑っている。

介護福祉士が笑っている。

そして、その向こうで、子どもが笑っている。高齢者が笑っている。家族が笑っている。

……まあ、実は真ん中の子、よく見ると泣いているがな(笑)

けど、ぼくは自分でもどうしようもないくらい、この写真が好きなのです。

なんか、いいでしょ、訪問リハ(´・ω・`)

人がいて、人に触れて、人と人とのあいだに何かが生まれている。

ぼくが会社をつくって、事業を続けて、たくさん失敗して、たくさん悩んで、それでもまだこの仕事をしている理由は、結局こういう景色を増やしたいからなんだと思うんです。

株式会社geneが存在することで、こういう景色が少しでも増えていく。

「リハビリテーションを『かたち』にする会社」として、ぼくが人生を使って実現したい状態は、おそらくここにあるんです。

では、2040年。

ぼくが経営者としてひとつの区切りを迎える頃に、この笑顔がどれくらい増えていれば、

「ああ、よくやったな」

と、自分で自分を認めることができるのだろう。

ここからが、ぼくのKGIを考える仕事なんだと思うんです。

もちろん、簡単ではない。

笑顔なんて、そのままでは数えられない。

サービスを届けた人数なのか。

地域で暮らし続けることのできた人の数なのか。

働く人の数なのか。

その人たちの生活や幸福まで含めた何かなのか。

あるいは、まったく別の数字なのかもしれない。

おそらく、何度もつくって、壊して、またつくることになると思うんです。

でも、それでいい。

15年間のぼくは、そもそもどの道を歩けばいいのかわからなかった。

今は違う。

歩くべき道の入口には、ようやく立てた。

だったら、あとは歩けばいいのでございます(´・ω・`)

そして、ひとつだけ決めた。

KGIは、ぼくはひとつにしたい。

ゴールをいくつも置けば、当然、いつか衝突する。

売上を伸ばす。

利益を増やす。

給与を上げる。

休みを増やす。

事業を広げる。

全部大切だけれど、それらを全部「最終ゴール」にしてしまったら、衝突したときにどれを選べばいいのかわからなくなる。

だから、最終的に目指す状態はひとつ。

その代わり、そのゴールには制約条件をつける。

そこにプロフィットを入れればいい。

利益は、ぼくにとって人生のゴールではない。

でも、利益がなくていいわけでもない。

赤字を垂れ流しながら、「笑顔を増やしております」と言っても、そんなものは長く続かない。

会社がなくなれば、翌年からそのサービスを届けることもできない。

だから、必要な利益率、財務の健全性、職員の待遇、労働時間、法令遵守。

そういうものは、

「この条件を壊してまでゴールを追ってはいけない」

という制約条件として置けばいいんだと思うんです。

ここまで考えたら、お金についてのぼくの考えも、ずいぶん整理された。

ぼくは、売上にも利益にもこだわる。

かなりこだわる。

経営者だから当たり前なんです。

ただ、お金に囚われたくはない。

お金は、ものすごく強力な道具である。

お金があれば、人を雇える。

給与を上げられる。

教育に投資できる。

新しい事業を始められる。

必要な人に、必要なサービスを届け続けることができる。

だから、お金はものすごく大切なんです。

でも、道具は目的ではない。

少なくとも、ぼくにとってはそうなんです。

売上100億円になったから、自分の人生を認められるのではない。

その100億円を使って、どんな景色をつくったのか。

何人の人と関わったのか。

どれだけ、この写真のような場面を増やすことができたのか。

最後に自分へ問うのは、おそらくそこなんだと思うんです。

2040年まで、あと14年。

KGIは、これから何度も考え直すでしょう。

KPIも変わるでしょう。

会社のかたちだって、ずいぶん変わっていると思います。

でも、ようやくわかった。

数字から経営を始めるのではない。

最初に、

「どんな景色を見たいのか」

を決める。

そこから数字へ降りていけばいい。

15年間、霧の中でぼんやり探していた道が、ようやく見えたんです。

エウレカ、エウレカ。

あとは、その道を歩いていくだけなのでございます(´・ω・`)

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