小林篤史理事 「患者の痛みと向き合いたい」在宅医療に特化した薬局開業
文責:山下和典
「今日、体調どうですか?」
在宅訪問でも薬局業務の間でも、患者さんに声をかける。
それは、おそらくカリン薬局代表を務める小林篤史やスタッフには日常の風景なのだろう。
以下↓ カリン薬局HPに掲載された京都新聞記事
https://karin-ph.com/info/IbCaPM7R
「そうですね、痛みがだいぶ楽になってきました。」
時間にしたら、数分かもしれいない。
ここは、地域の薬局、ドラッグストアではなく、かかりつけ薬局をさらに超えて、家庭薬局になるかと思ってしまった。
それは、なぜか?
かかりつけ薬局は、その人の過去から現在、そして、未来へと紡ぐ役割を果たす。
家庭薬局は、その人の人生だけでなく、その人の人生と家族、そして、地域も観る視点があると思う。
例えば、その人が、年を重ねていく、お孫さんが結婚し、曾孫さんが生まれる。その写真をみたときに、喜びを訪問したスタッフと共有する。曾孫さんが、大きくなり歩くようになると、訪問したときに「大きくなりましたね」と声をかける。その地域ごとのつどいやお祭り、行事などのことを患者さんから学び、共有し、共感する。そして、お互いの喜びに変わる。
「訪問している」という支援者であるが、その人とともに人生を歩み、家庭の中の一部として機能する。
ただ、訪問するだけではない。その人とともに歩むのである。
カリン薬局を訪れると、そういう雰囲気が伝わる。
だからこそ、NPO法人Life is Beautifulの副理事長をお願いしたり、この地域で役割を果たし根付いていく薬局を作ってくれると信じている。
この投稿を読んでいただいている方は、ぜひ、京都のカリン薬局にお越しいただき、雰囲気を感じてほしいと思う。
以下、カリン薬局のHPです。