高松で出会った、続ける力とやさしい時間

20年目を迎える医療法人社団慈風会・在宅診療敬二郎クリニック。
高松市で唯一、単独型機能強化型在宅療養支援診療所の要件を満たし、主に終末期がんの患者さんなど重度の方を中心に、地域の中核的在宅医療拠点として24時間在宅医療を提供し続けてきました。
高松のこれからの在宅医療の提供体制を守りたい。
そんな創設者の三宅敬二郎先生の意向を受けて、西信俊宏先生に院長がバトンタッチしてから3年。敬二郎クリニックは三宅先生が創設以来大切にしてきた理念の上に着々と成長を続けていました。
常勤医師は5名。患者数は450名。
もちろん在宅医療充実体制加算の要件を余裕でクリアしています。
西信院長以外の4名が外科系出身というかなり硬派なメンバーですが、患者さんを中心に個別化されたフレキシブルなケアをチームで提供されています。患者さんやご家族、そして地域のパートナーの方々との丁寧な関わりの積み重ねが、20年間の持続的な成長の秘訣なのでしょう。
さらに昨年は、外来機能も有する家庭医療・総合診療クリニックがジョイン、高松市内に2つめの診療拠点ができました。また今年は2名の小児科医も診療チームに加わり、医療的ケア児などへの在宅医療も提供できる体制が整います。質と量のみならず、地域と領域の両面でも成長しています。
悠翔会はコロナ禍を機に慈風会との連携をスタートしました。
人材交流やカンファランスなどを通じて、私たちも敬二郎先生たちの取り組みに多くを学ばせていただいています。
創設も法人化のタイミングもほぼ同じ2つの法人。地域や事業面でのビジョンは違いますが、基本理念やミッションもほぼ同じ。関係するメンバー同士も違和感なく協働できています。
昨夜は久しぶりにお二人の先生方と、運営をサポートしてくれている宮武さんと4人でゆっくりと食事をしながら意見交換をさせていただきました。
敬二郎先生の変わらぬ情熱、チャレンジ精神にはいつも圧倒されます。そして、その強力なカリスマのもとで、西信先生も院長・理事長としての自分らしさを少しずつ発揮しつつあるように感じました。きっとこれからも高松になくてはならない診療所として輝き続けるのだと思います。
あっというまの2時間半でしたが、お二人からとてもポジティブなエネルギーをいただきました。
在宅医療も厳しい時代になりつつありますが、それでも患者さん、地域のニーズに真摯に応え続けることの大切さを改めて教えていただいたような気がします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
今日は遅めの朝食をとってから、玉藻公園を散策しました。
お気に入りのソテツの庭はクローズされていましたが、堀の水も、そこに映る石垣も美しく、美味しそうなクロダイたちとも交流できて、ちょっと癒されました。
一度、瀬戸内の島々をゆっくり散策してみたいものです。
佐々木淳

