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「健康寿命」の誤解を解く — 90歳時代の人生再設計

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「健康寿命が終わると要介護、そこから平均寿命くらいまで生きる」
そんな人生のシミュレーションをしている人が多いと思います。
しかしこれは大きな間違いです。

例えば男性の場合。
健康寿命は72.6歳。
だけど、この時点で要介護の人は3~5%。ほとんどの人は多少の持病はあっても「健康」そのものです。
平均寿命は81.9歳。
だけど、多くの人はこれより長生き。しかも「平均寿命」に達した人でも要介護認定率は20~25%。まだまだお元気です。
ちなみに死亡最頻年齢(もっとも多くの方が亡くなる年齢)は88歳。しかし、この年齢においても生存されている方の要介護認定率は50%未満。半分以上が良好な知力・体力を維持しています。

ただし要介護認定されると、その先はそう長くはありません。
要介護2の人の5年生存率は50%とされています。
※基礎疾患によって個人差は大きい(1~10年以上)

私たちはシミュレーションをし直す必要があります。
実質的な健康寿命(要介護の入り口)は80中盤くらい?
そして実質的な寿命はおそらく90歳前後。
定年退職してからの「20年」をどう過ごすのか。
より長く健康を維持することはとても大切。
それはどうすれば?
そして何のために?
超高齢社会が提示すべきは、社会保障の充実だけではなく、民間も含めた社会全体の再設計ではないか。

高齢化はチャンス、「介護」は日本最大の未開拓マーケット。そんなポジティブな切り口で超高齢社会と介護を再定義しようとしているManjotさんにお声がけいただき、東京ビックサイトで開催されているInternational KAiGO Festivalにて敬愛する村田先生と一緒に登壇させていただきました。

「高齢者」「健康寿命」「平均寿命」という言葉に惑わされることなく、まずは一人ひとりが与えられた時間をどう過ごすのか、そのために何が必要なのかを考えることが大切だと思います。

佐々木淳

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