声だけでここまで「演じる」
声優って、声だけでここまで「演じる」ことができるのか。
三ツ矢雄二さんの表現力に圧倒された。
僕たちは絵本を見ることはできないけど、三ツ矢さんの読み聞かせは鮮やかに情景を描写する。頭の中に映像が浮かぶ。
限られた文字数。シンプルや文章。
それを忠実に読み上げているだけのはずなのに、ここまで表現できるのか。そして作家が伝えようとしているメッセージが刺さる。
視覚的情報がない、言語的、音声的表現だけで戦える、三ツ矢さんは本物のアーティストだと思った。
単純な言葉の中にもいろいろな意味がある。それをどれだけ大きくとらえることができるか、それが人間としての大きさじゃないか。
言葉に向き合ってこられた三ツ矢さんのメッセージが深かった。
医療者にとっても、言葉と、言葉の選択を含むコミュケーション力は非常に重要なスキル。我々は、言葉の力でその人のいのちを描き出せるアーティストになれるか。
Xで軽薄な言葉で殴り合いをしている自分を反省する
