小林貴代顧問 森ノ宮医療大学を退官、名誉教授に
【僕は退官したときに人に感謝できるのか?】
今日は、NPO法人Life is Beautiful で顧問をしていただき、また、作業療法士の先輩でもある小林貴代先生の退官記念講演に出席させていただきました。先生の今まで作業療法士として歩んできた道をお聞きし、僕が感じたことを書かせていただきます。
【一所懸命・感謝・笑顔】
松下太顧問の小林貴代先生の紹介で江戸時代の末期から作業療法士としてと恒例の掴みで笑いをとりながら始まりました(笑)
【一所懸命】
神経難病、進行性疾患のことをライフワークとして中心にされていることは知っていましたが、そのときどきに応じての一所懸命であること。
いろいろ考え、そして、そのときどきに最適解を導き出し、それを押しつけずに備えておくこと。
作業療法士として、いろいろな選択肢をもって引き出しを作っていくことの大切さは、小林貴代先生からこれまで多くを学ばせていただきました。事前に先回りして支援者に支援方法を言ってしまうと、本人の困っていない状況だと受け入れてくれない。
しかし、本人が困ったときに備えておくとすぐに対応できる。僕も難病やがんの末期の方には、それじゃ、次ねと言えなくて即座に対応しないといけないことがあります。
一所懸命・・・その気持ちや行動、それが必要だと改めて感じました。
【感謝】
自分が退官したときにすべての人に感謝が言えるんだろうか?今日、最初から最後まで「感謝」という空間、言葉、また、他の人からの祝福の中にあふれていました。
僕は、人に感謝できているんだろうか?いろいろなことがあると思います。しかし、それを言葉で感謝を伝えられる。その想いが、すごく伝わってきました。
そうか、節目節目に感謝を伝えると次に向かって歩むことができるだと。そう思わしていただきました。自分が、小林貴代先生と同じ年にみなさんに感謝していること。それが、一つの目標になりました。
【笑顔】
小林貴代先生の周りには、笑顔があふれていました。いろいろ、体調のことや学生、また、その他にも大変なことがあろうと思います。しかし、先生の周りには、笑顔があふれている。その中に、自分もともに歩みたい。
先生が、ゆっくりとした生活の中で、Lifeの活動が、ともに歩んでいけるように考えていくこと。先生には、学びと笑顔担当かな(笑)昨日の、紅谷先生の話、今日の小林貴代先生の話轍を作ってきた人たちには到底およばないけど。その先生方の通った道を歩むことや新しいことをすること。
【温故知新】
それを考えるきっかけになりました。なんでしょう。心が穏やかになりながらも、心が熱くなり、そして、自分はまだまだだなあ~ともやもやしたりそんなことを思いました。~すべきではなく、~できることを着実にかな。あ~、なんだろうこの胸がう~ってなる感覚は。もっと謙虚にそして、周りを見渡しながらですね。本当に松下太先生、小林貴代先生、この会にお誘いいただき、ありがとうございました。今後もよろしくお願いします